にっぽんを残そう ものづくり研究所
主な事業
メイド・イン・にっぽん
日本の底力の復活
 地域の個性を磨き、独創的な生産技術とアイデアをもって国際舞台で活躍した「ものづくり日本」。伝統的な職人文化を源流として、その繊細かつ精密な感性と技から生まれた多くの優れた日本製品が世界をリードしていきました。

  いま、日本のものづくりを支えてきた産業基盤がアジア諸国の台頭で崩れようとしています。そんな日本の製造業を応援するのが、プロジェクトのテーマです。

経済産業局、中小企業基盤整備機構、全国の商工会議所、商工会、各地の支援センター、大学、産学官、ものづくりグループなどと連携をとりながら、製造業を活性化させ「メイド・イン・にっぽん」を復活させるお手伝いをします。

活動事例のご紹介
柔道着素材の新商品開発プロジェクト  柔道着と黒帯でできた万能トート鞄刺子織ならでは耐久性と手触りは抜群
ものづくり研究所
柔道着・剣道着に使用されている日本の刺子織とは

 柔道着や剣道着などに使われる「刺し子織」。表面が凹凸状に織られているため、冬は生地の内側に温かい空気を溜め込み、夏は汗を素早く吸収・発散して涼しく、一年中快適な着心地です。また、摩擦に強く丈夫で長持ちし、表面積が広い為燃えにくいので、昔から火消し装束や鳶職人の仕事着としても用いられてきました。
 古くから庶民が大切に伝えてきた優れた「和」の素材、この「刺し子織」の気取らないおしゃれさを楽しむ帽子とバッグ。使い込むほどに風合いが増し、織り柄が浮き出て、もう手放せない愛着が生まれます。
 
一点一点、丁寧な裁断、縫製により仕立てられています。
 
バッグ製作には武道着のトップシェアを誇るメーカーと鞄職人が協力。分厚い素材を縫製するのに高い技術を要します。
 
ワイルドで渋い男の後ろ姿を演出してくれる和の帽子。後ろでキュっと縛るだけで美しいシルエットが完成します。軽くて暖かく、バッグに丸めていれられ使いやすいと、女性にも人気上昇中のアイテム。