2010 年 4 月 23 日
たけのこ掘りで里山保全
ご覧ください。この立派なたけのこたち。
掘りたてのホヤホヤです。
足裏にセンサーをつけたような気持ちで探しだし、
見つけたときはちょっとした宝物を見つけた気分です。
彼らはこの後、天ぷらとして食される運命にあるのでした。
楽しいたけのこ掘りですが、
最近、里山にある竹林の多くが放置され、
里山を荒廃させている問題が各地で報告されています。
たけのこが竹になるまでわずか3ヶ月。
高いもので20mという背丈が日陰を作り、
広げた地下茎が養分をグングン吸い取って
他の樹木の成長を阻害、枯らしてしまうのです。
こうした面を考えると、たけのこ掘りは里山保全につながり、
しかもおいしく食べられるので一石二鳥というわけです。
現在、たけのこのほとんどが輸入物。
里山の荒廃の問題の根っこには、
こうした背景の存在が否めない気がします。
Filed under: なんだかんだ — nakahashi 15:52
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