撮影：平成23年1月12日(水)
新年の歌舞伎座の工事はどんな様子か、
気になって見学に出掛けました。
昨年で解体工事は終了し、
年末に続き背の高いボ－リングマシンが並び、
裏側のビルがよく見えます。
ぐるりと工事現場の塀沿いに歩いていくと、
ヤヤヤッ…なんと塀の一部分が開いているではありませんか。
シメタ！
夢中でシャッタ－を切りました。
大型のクレ－ン車が土石をさかんに持ち上げています。
さてこの春には、工事がどのように進むのか楽しみです。
主任研究員 荒木隆一
撮影：平成22年11月1日(月)
その後、あの歌舞伎座の工事はどれほど進んだのか気になり、
再び歌舞伎座工事現場の前に立ちました。
アッと驚きました。まっさらで、何の跡形もなく、
あの豪華な歌舞伎座がきれいに消えているではありませんか。
7月1日より、ちょうど4ヶ月後になります。
これだけ完璧に片づけられているのを見ると感嘆です。
解体工事は完了し、盛んに地面の掘り起こし作業の真っ最中です。
工事用の低い鉄板の壁で覆われて、
中は見えず、背の高いパワ－シャベルが数台そびえています。
「工事現場の中をのぞいて見たいなぁ」と思っていたら、
時々運搬車の出入りで、正面の出入り口を開けます。
でもすぐ締めてしまうので、撮影はなかなか難しいものがあります。
ところで、工事用の壁に、ポスタ－が描いてありました。
歌舞伎座からの、フアンのお客様へのメッセ－ジです。
なかなか気を使っています。
こうした殺風景になる工事現場での宣伝はとても大切だと思います。
主任研究員 荒木隆一
撮影：平成22年7月1日(木)・6日(火)
「ついに正面塞がれる！」
その後、どれ位解体工事が進んだか気になります。
梅雨にも負けず撮影に出掛けました。
7月1日（木）＝大屋根の前をふさぐ工事中です。
これが見納めです。工事の人が足場に登り懸命に作業していました。
7月6日（火）＝ほぼ完全に前面は工事用の板でおおわれました。
かろうじて、青いネットを通して大屋根が見えていましたが、
それも時間の問題です。
「さようなら、歌舞伎座…」と、思わずつぶやきました。
ところで、読者の方からリクエストを頂いたこともあり、
上から覗き込むようにして撮影しようと向かい側のビルにの数箇所に
交渉してみましたが、いずれも厳しくお断りを喰らいました。
やはり、銀座は日本一高額のビルや会社ばかりなので、
防犯上の心配もあり、とてもガ－ドが固いことがわかりました。
主任研究員 荒木隆一
※過去の歌舞伎座の様子は、この下に表示される さよなら歌舞伎座をクリックすると表示されます。
