映画「未来の食卓」に思う日本の食育

京橋にある映画美学校の試写室で行われた「未来の食卓」の試写会へ行ってきました。ドキュメンタリー形式のこの映画では、南フランスにあるバルジャック村という小さな村が小学校給食や高齢者の宅配給食のオーガニック化を目指し、その挑戦を1年間にわたって追ったものです。

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 フランスは食料自給率が100%を超える農業大国でありながら、その実態は大量の農薬散布による健康被害や環境汚染など、見過ごしてはならない問題を抱えています。そのうえ映画の冒頭におけるユニセフ会議のシーンで「ヨーロッパでは癌の70%が環境と食料に原因がある」など示されたデータがなんとも衝撃的で考えさせられました。
 バルジャック村の取り組みは何よりも子供たちの未来を守るためであり、美しい自然を
次世代へ残すことにもつながります。
 
 一方私たちが暮らす日本では、すでに食料自給率は39%と先進国では最低水準となりました。いつしか私たちは豊かな自然と四季がもたらす旬の味を忘れ、家族との食卓は孤食となり、学校給食のあり方など本来持っていたはずの良さを失いつつあります。
 食を通じた人格形成、家族や仲間との絆を深める再認識としても体育・徳育にならぶ食育が、よりこれからの時代に求められるのではないでしょうか。 
 ものづくり研究所では日々の活動において、食にまつわる生産者の方々の声を聞き、現場を見ています。

 この映画から改めて日本の食について、取り組まなければならない課題は山積みであることを再認識させられました。

 シネスイッチ銀座にて8月上旬に公開予定です。ぜひ足を運んでみてください。

Filed under: なんだかんだ — nakahashi 18:34  Comments (0)

地域ブランド創出セミナー

主催:静岡県食品産業協議会、静岡県食料産業クラスター協議会
場所:静岡産学交流センター

 静岡県内の食品関連業者、農水産業者を対象に地域食材を生かした商品開発を目指すセミナーへ講師として参加しました。「売れるモノの魅力とは!」をテーマに、これまでの取り組み事例を挙げながら、静岡ブランドを生かすための話をしました。静岡県は全国でも有数の農水産物に恵まれた土地でありながら、その地域ブランドを生かしきれてこなかったように思われます。観光、食、ものづくりの連携といった新規性と競争力のある商品開発など今ある資源で市場開拓ができる可能性を秘めているだけに、今後も期待をしています。

Filed under: なんだかんだ — nakahashi 15:31  Comments (0)

こくきん創業支援セミナー

主催:日本政策金融公庫横浜支店
場所:日本政策金融公庫横浜支店

飲食業の開業を考えている、興味がある方に向けて行われた支援セミナー。「活かそう地域の産品・資源!売れる商品開発」をテーマに講演しました。これまでの商品開発や販路開拓の経験から食に関連したこれからの目のつけどころ、特にマーケティングのことについて詳しく説明しました。また一緒にセミナーに登壇した、たのし屋本舗の下澤社長の話は、人柄がにじみ出ていました。会議室が満席となり座りきれないくらいに盛況なセミナーでした。

Filed under: 2009年度 — nakahashi 18:12  Comments (0)