もの研特派員報告: 群馬県地場産業「組子」の工芸品。

「ぐんま地場産業フェスタ2011」が、9月22日(水)・23日(木)ビエント高崎にて開催されました。

今回の出展社数は116社。今回3回目、大幅に出展社数が増え、どんな新しい群馬県産品に出会えるか、

期待して高崎に向かいました。

●木工の特設コ-ナ-で「組子」(くみこ)の洒落た工芸品に出会いました。

「組子」の行灯・ついたて等、群馬県建具組合連合会の各社の出品です。

そもそも「組子」とは、和室の障子の格子が元で、職人が技を競い合い、細く加工していった工芸品です。

主にヒノキやタモ材を用いて「行灯」・「ついたて」・「夏用障子戸」・「コ-スタ-」等を他種類制作しています。

本職は一般住宅の内装の障子や扉など、建具専門の職人の方々ですが、障子を組み立てる技を用いて、

それぞれに独創的な「組子」を商品として考えて制作しています。

又、自主的に「組子愛好会」を作り、技を競い合い、仲間同士でいろいろな「組子」の研究・試作もされているそうです。

更に、次の世代に続く若い人を育てる一環として、小学校で、生徒に「ついたてミニ障子」教室も開催しているというお話です。

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◆ピラミッド型スタンド 35,000円(税別)

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◆飾り組子(三ッ組手)  40,000円(税別)

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◆ミニ障子        3,500円(税別)

これらのお話を聞き、群馬県の地場産業としての「組子」の工芸品の、今後の展開がとても楽しみになりました。

細やかな組子の模様涼新た   荒木春雪子

主任研究員 荒木隆一

Filed under: なんだかんだ — hojo 20:55
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