美味しい しずおか「おみや」磨き出しプロジェクト
主催:財団法人 静岡産業振興協会・静岡市産学交流センター
場所:中小企業基盤整備機構「RIN」
静岡空港開港により旅行形態の多様化、海外からのインバウンド、これに伴い静岡市における観光需要の変化が予測されます。静岡市内にはすでに農水産資源を生かした「おみや」がありながら、静岡市にあるJR静岡駅での売れ筋が浜松の「うなぎパイ」になっており、静岡市の資源を活用した新たなおみやげ開発が必要となっています。そこで次年度より静岡のおみやげ開発のプロジェクトを立ち上げるにあたり、ものづくり研究所では首都圏の流通・観光・メディア各関係者を集めた座談会・意見交換会の総合プロデュースを行いました。
午前中は㈱玄代表、YOKOSO!JAPAN大使でもある政所利子氏のコーディネーターにより静岡市の地域資源、それらを活かした観光客誘致の可能性、各地での土産物品販促に関する取り組みなどについて、ディスカッションが行われました。㈱JTB常務取締役の清水慎一氏、伊藤忠商事㈱中村賢司氏、㈱三越の田中智子氏、森ビル㈱の西村氏と観光、流通、店舗における業界第一線を行く方々の参加がありました。
午後のプログラムではコーディネーターを務め、「熟成本山茶」の歴史や文化を紹介。
家康公が味わったお茶を実際に参加者に試飲いただき、伝統を持つ静岡のお茶とお菓子を紹介し、将来的にどのように観光客に対して提案をしていくべきか専門家よりご意見を頂きました。
その他「熟成本山茶」、「伝統菓子のおみや」、「地域資源」の3グループに分かれ、参加企業によるサンプル試食、意見交換も行われました。総勢100名もの参加ということもあり、活発な意見交換が行われました。
地域共通の地域資源として桜えび、しらすなど があり、それらを活用した製品が紹介されました。 熱気溢れる会場からは多数の意見が出され、今後のプロジェクトの弾みとなるプログラムとなりました。
伝統菓子のおみやとして、家康公が愛した「熟成本山茶」、家康が命名したお気に入りの和菓子「安倍川餅」、昭和天皇や宮様が愛した「宮様まんぢう」があります。
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