日本の味・旬の味。《12月・お魚編》

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字面から想像力で読めそうな【ヒラメ】。俗に「左ヒラメの右カレイ」というように、大半の種類のヒラメの目は左側についています。旬は10月より1月にかけてで、12月と1月がもっともおいしく、この時期のものは「寒鮃」とも呼ばれます。全国でもヒラメの生産量が高い青森県では県の魚に指定されています。

高級魚でもあるヒラメは、お刺身や昆布〆で食べるのが一般的ですが、湯がいた肝をしょうゆで食べるのも絶品だそう。また、カレイと同様に「えんがわ」が美味です。

ヒラメはその特徴的な形に加え、体表を保護色に変えることができます。そのスピードはわずか15~20分ともいわれます。そのメカニズムは目から取り込む光に反応するというもので、生息する海底の砂地や周囲にあわせて変化するのはもちろん、水槽の色にも合わせても変わるんだとか。海のカメレオンと呼ばれる所以です。

Filed under: 食文化再発見の旅 — nakahashi 10:45
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