もの研展示会報告:「サイクルモ-ドインタ-ナショナル」

11月5日(金)~7(日)
幕張メッセ

「サイクルスポ-ツ」は一石三鳥!

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会場に入ると、サイクルスポ-ツの有名ブランドの
トリ-ノランボルギ-ニ・ドッペルギャンガ-などが並び、
各パ-ツも分解展示され わかりやすい展示です。

今回の特長は、女性層の愛用者が増えそれを意識した企画が目立ちます。
華やかに「サイクルウエアファッションショ-」の開催、
若いモデルさんがサイクルウエアファッションで登場。
「女性のためのサイクル」特別ブ-スでは、女性専用自転車や小物などを
展示相談していました。

来場者が、好みの自転車に初試乗出来て、館内専用コ-スを走れるのも魅力。
さらば満員電車として「ジテツウ」自転車通勤のすすめや、
「東京サイクルデザイン専門学校」開講も新しい話題です。

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サイクルスポ-ツの愛好者が日本中に拡大したことを示す例として、
今回は日本各地の サイクルロ-ドを紹介、盛んに呼びかけていました。
オキナワサイクリング・屋久島サイクリング・瀬戸内しまなみ海道サイクリング・
びわ湖一周自転車遊ラン・千葉房総ツ-リングなど。 
中でも私は「びわ湖一周自転車遊ラン」にひかれました。
出展者に話を聞くと「若い人より、ご年配の方に人気があるんですヨ!」 との話。

近江八景をはじめ、琵琶湖周辺の古刹や名所旧跡巡りが自由に楽しめ、
完走すると、輪の国びわ湖推進協議会より
「びわ湖一周サイクリング 認定証」がもらえるんだとか。
平均所用日数は2泊3日。サイクルスポ-ツを各観光地で行う事で
「地域の町おこし」にもつながると思いました。

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ところで、先日、埼玉県飯能の名栗渓谷に車で出掛けたところ
途中の国道で盛んにサイクルスポ-ツの人達にすれ違いました。
その夜、宿で温泉に つかった後、友人と語り合いました。
「なぜあんなに自転車が盛んになってきているんだろうネ?」

その夜、話しあったことの内容は……
一つは運動不足からくるメタボ対策。
毎日の移動は電車と車、運動不足はわかっていても、
なんにもしない毎日、これでは、次第に体力は衰え 病気になってコロリ。
スポ-ツジムに行ったこともあるが、お金はかかるし遠いからたまに行く程度。
結局止めてしまった。

二つ目は、車のガソリン代の高騰で家計を圧迫、家内からも苦情が出ている始末。
エコロジ-の観点からも、必要ない車の使用は止めたいが……

そうだ!子供の頃、よくチャリに乗ってあちこと遊びに行って、
いろんな体験をしたナ~。これからは、近い所は自転車で行こう!
働いている会社や商店が自転車で通えるなら、自転車を使おう。

更に休日は、サイクルスポ-ツで野山に遊びに行き、
新鮮な空気をタップリ吸って 気分爽快!
最近はサイクリングコ-スも整備されてきているし。
メタボ対策・財布対策・エコロジ-運動と一石三鳥だ!と、こんな結論になりました。

事実、自転車協会の資料では、国内出荷台数、国産と輸入車も含め
約202万台で、前年同期の比較で10,3%の増加。
首都圏の自転車販売店も大幅に増加。種類はスポ-ツタイプが人気。
欧米でも、自動車から自転車への乗り換えが進んでいるとのことです。

         天高く風を流してペダル踏み    荒木春雪子     
      

                          主任研究員 荒木隆一

Filed under: 特派員レポート — nakahashi 18:06
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