冬至

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今日は1年のうちで最も日が短い冬至です。太陽が一番低くなる冬至と、一番高くなる夏至(6月21日ごろ)を比べると、日照時間はおよそ5時間もの差がつくんだそうです。

中国や日本では、冬至は太陽の力が一番弱まった日であり、この日を境に再び力が甦ってくると考えられてきました。ここから生まれた言葉が「一陽来復(いちようらいふく)」です。転じてこの日を境に運が上昇する、あるいは悪いことが続いても、回復してよい方向に向かうという意味もあります。

冬至の日といえば、ゆず湯に入ってかぼちゃや小豆粥を食べるのがならわしです。昔の人はなにかと節目の日に縁起をかつぎますが、合理的な側面も見逃せません。

・ゆず湯…香りの高いゆずは邪気払いに通じる一方、身体もポカポカ温まります。ゆず湯に入れば1年間風邪をひかないといわれる所以です。
・小豆粥…小豆の赤もまた、邪気払いの意味があります。
・かぼちゃ…長期保存ができるため、冬に栄養をとるための知恵でもありました。根野菜なので身体も温まります。また、冬至には「ん」のつくものを食べると「運」が呼びこめるといわれ、かぼちゃを漢字で書いたときに「なんきん」と書くことも、冬至にかぼちゃをたべる理由があります。

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表参道ヒルズ

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表参道の街路樹が11年ぶりにイルミネーション復活しました。ヒルズ内ツリーはスワロフスキーでできてます。

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茶師 前田文男

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静岡の製茶問屋・前田幸太郎商店の茶師 前田文男さんに会ってきました。彼は全国茶審査技術の最高段位十段、日本の茶師第一人者です。2008年6月にNHK「プロフェッショナル」に出演。彼の類い稀な嗅覚とブレンドの技が紹介されました。地元の静岡本山茶をはじめ、全国各地の産地の優れたお茶を合わせてお客様のお好みブレンドを創るそうです。甘味、渋味、苦味、色、いくつかの要素で茶葉を選びブレンドで奏でるそうです。ペットボトルの普及でリーフ茶の消費が落ち込んでいる状況下、彼が最後に言ってくれました。「美味しいお茶の味を知ってもらいたい…」事務所の壁に「一葉入魂」の文字が印象的でした。急須でお煎茶でおもてなしする文化を守っていきませんか…。

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