第1回フーズ・サイエンスセミナー

主催:静岡市、財団法人しずおか産業創造機構
場所:静岡市清水産業・情報プラザ

今回のセミナーは、静岡県、静岡市、焼津市、藤枝市と共に推進している(財)しずおか産業創造機構による「フーズ・サイエンスヒルズプロジェクト」の一環として開催されました。地域食品関連企業に向けた技術向上、情報交換、産学連携を目的としたもので、ものづくり研究所では「地域資源を活用した商品開発と売れる商品の条件」をテーマに講演。その後交流会に参加しました。60名近くの参加者があり、活気のある交流会となりました。会場の入り口には静岡県立大学や東海大学の産学連携商品なども展示されており、活発な意見交換が行われていました。

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Filed under: 2009年度,地域での活動 — nakahashi 14:26  Comments (0)

こくきん創業支援セミナー

主催:日本政策金融公庫横浜支店
場所:日本政策金融公庫横浜支店

飲食業の開業を考えている、興味がある方に向けて行われた支援セミナー。「活かそう地域の産品・資源!売れる商品開発」をテーマに講演しました。これまでの商品開発や販路開拓の経験から食に関連したこれからの目のつけどころ、特にマーケティングのことについて詳しく説明しました。また一緒にセミナーに登壇した、たのし屋本舗の下澤社長の話は、人柄がにじみ出ていました。会議室が満席となり座りきれないくらいに盛況なセミナーでした。

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2009年 静岡本山茶 「茶詰めの儀」

主催:駿府本山お茶まつり委員会
場所:静岡市 浮月楼

静岡市内のお茶生産者や流通加工業者、文化団体でつくる駿府本山お茶まつり委員会による「茶詰めの儀」が浮月楼にて行われました。

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この儀式は本山茶を愛飲したという家康公の故事にちなんだもので、今回出席者として参加しました。家康公は、本山茶の新茶を壺(つぼ)に詰めて井川の大日峠の茶蔵で熟成させ、秋に駿府城まで運ばせて味わったといわれています。茶詰めの儀では、壺に詰めるまでを行ったものです。

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もとは徳川幕府の代官屋敷のあった土地であり、後に15代将軍慶喜が謹慎の身を水戸から移した際に平安神宮を手がけた小川治兵衛が作庭を施したもの。浮月楼は明治期になって料亭として開業されました。

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久能山東照宮さんのご厚意により、徳川家康公の掛け軸が披露されました。10月24、25の両日に行う「駿府お茶壺道中行列」で駿府公園まで運び、久能山東照宮での「口切りの儀」で開封されるときに使われる籠です。

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うら若き3人のお茶姫の登場です。

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壇上に用意された儀式のための道具一そろい。

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故事に習い、選ばれた茶師が丁寧に新茶を壺に詰めていきます。一番右側の海野さんはEXILEのような髪型となっていました。

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粛々とした雰囲気の中で行われ、新茶が詰められた壺は掛け軸の前に供えられました。

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そして3人のお茶姫による出席者への呈茶です。

よどみのない澄んだ黄金色が美しく、「ほほぅ」と思わずうなる上品な香り。口に含めばこれまたコクと爽やかさがハーモニーします。なるほど家康公が愛したのはこの風味でしたか…おまけにお茶姫に淹れられるとお茶もより味わい深いものに感じられますね。

 茶壷に入れられたお茶は秋まで熟成させるために山室に収められました。10月に「お茶壺道中行列」がとり行われ、久能山東照宮で「口切の儀」などを催す予定となっています。

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