2010 年 9 月 23 日
もの研展示会情報:「第70回東京インタ-ナショナル・ギフト・ショ-秋2010」
9月7日(火)~10日(金):ビッグサイト
アルミ缶の折り鶴=(株)金鹿工具製作所
今回のギフト・ショーは第70回記念ということもあって、
テ-マは、景気を浮揚させる「創意工夫のギフト戦略」です。
さてどんな創意工夫に出会えるか、楽しみにまわりました。
私が最初に気になるブ-スは、自分の出身地、新潟県のブ-スです。
今回は「三条発、匠と技」と題して(株)諏訪田製作所、マルナオ(株)、
(株)タダフサ等16社が出展していました。
特に関心を持ったのは、(株)金鹿工具製作所のアルミ缶の折り鶴です。
従来は、板金の職人が使う金切ハサミの製造が本業ですが、
昨今の景気低迷、新規の事業展開として一般の人や子供に、
アルミ缶を切って、折り鶴を作ろうという工作の提案を始めたもの。
アルミ板は0.5mmのものが丁度よく、お父さんが晩酌で飲み終わった
ビ-ルの空き缶や、ジュ-スの空き缶を洗ってから、
専用の 金切ハサミで切り、折り鶴を作ることができます。
慣れたら、セミやクワガタ、あるいは飛行機なども自由に作れます。
新しい工作の教材として、これから盛んに広めてゆきたいという、
大きな夢の第一歩ですね。
◆金属折り紙ツ-ルセット=12,600円 税込み
(万能金切りハサミ・細部を切るハサミ・つかみ曲げ、
つぶす箸の三点セット。以上ブロンズ製、ケ-ス入)
天高しアルミ缶の鶴の夢 荒木春雪子
主任研究員 荒木隆一
Filed under: 特派員レポート — nakahashi 10:00
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