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95年に世界文化遺産に登録された白川郷の紅葉の様子です。

屋根の両端が本を開いて立てたような三角形が特徴の白川郷の合掌造り。これは積雪が多く、雪質の重い白川の自然条件に合わせたもの。また、風向きを考慮して南北に面してたてられているのも特徴。風の抵抗を最小限にしつつ、屋根にあたる日照量が調節され、夏は涼しく冬はあたたかなのです。

建物内部もさまざまな特徴がありますが、代表的なのは屋根裏。かつて盛んだった養蚕業のための蚕の飼育場にもなっていました。
こうしてみると、いかに人の知恵が詰まった合理的な建築物であるかがうかがえます。

Filed under: ニュース — nakahashi 19:51
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