2009 年 11 月 10 日
朱鷺が教えてくれること
佐渡島は今、環境島としての戦略を推進しています。朱鷺の試験放鳥の二度目が終わり、その後が気になります。そんな中で第一回放鳥の責任者・岩浅氏、朱鷺の写真家・大野氏の講演会を開催しました。朱鷺との共生で大切なのはビオトープや朱鷺のための環境創りではなく、集落の人達が農業でしっかりと暮らしていける事です。その事で若者の島離れが減り、集落のコミュニティーが維持され文化や伝統が継承されていきます。その結果として里地里山が生き返り、動植物、人間の生物多様性保たれて朱鷺との共生が図られていくのです。
100名近くの方々が集まってくれました。講演会の後の交流会も盛り上がり、新しい第一歩が踏めたと思います。
Filed under: なんだかんだ — hojo 22:12
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