和の美しさとナイフの実用性を兼ね備えた新たなる刃物「久山刀」

 

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素材:玉鋼(本格無垢鍛え)
日本刀と同じ玉鋼で、本格無垢鍛えの贅沢なつくり。

職人:小田久山
子供の頃から鉄に関心が強く機械工の道に。刃物の熱処理の会社を興し成功するも自分の技術がどれだけ世界で通用するかを知るべく32歳の時、会社をたたみ渡米。卓越した技術とセンスでナイフビルダーの頂点を極めるが、飽きたらず51歳で帰国。刀匠に弟子入り、刀鍛冶となる。

技術:刀鍛冶の技と、ナイフの世界の技の融合
ナイフの本場のアメリカでナイフを極めた久山が、世界に誇る日本刀の技術を生かし、和の繊細な表情や美しさを持ち、ナイフの実用性を兼ね備えた「世界が認める日本ナイフ」。


p_060809_03 小田久山
小田紘一郎・銘=久山(KUZAN)昭和17年1月30日生まれ。子供の頃から鉄に関心が強く機械工の道に。刃物の熱処理の会社を設立し成功。32歳の時、すべてを投げ打って渡米、ナイフビルダーの頂点を極める。和鋼の魅力にとりつかれ、51歳で帰国。刀匠に弟子入り、刀鍛冶となる。

カタログ掲載例

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桜井広晴親方の根付

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素材:象牙
今や象牙は貴重品。ワシントン条約により輸出入が制限され、ますます入手が困難になり、作品の価値が高まるのは確実

職人:桜井広晴親方
身内、親戚などに彫刻家の多い家系に生まれ本家の長男。学校卒業後、迷うことなく根付けの世界に入る。その職人技は「貴重な象牙を、目印一つ付けず、いきなり彫り始め、見事に完成させる天才肌」といわれた、父親である先代ゆずり。自らを芸術家ではなく職人と称する、誇り高き職人。

技術:下書き無しで何百も同じものを作る
貴重な象牙に下書きをせず、彫刻刀の刃をあて、いきなり削り始める。そのスピードは想像をはるかに超えるもので、まるで象牙の中に造るものの形が宿っているかのよう。わずか3cm足らずの象牙の塊に施された細やかな彫刻。お客様が望めば、何百個でも同じものをつくる技。自他ともに認める唯一の根付け「職人」。


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桜井広一
銘:広晴。18歳で、父である先代・広晴に弟子入り。象牙彫刻一筋。東京都認定の江戸伝統工芸士で、象牙業界では第一号。昭和38年より十数年にわたり、東京象牙協同組合の理事を務め、昭和40年から60年までは後継者育成に専念し、数名の象牙彫刻師を育成する。「面白いものをつくって、驚かせてやろう」という遊び心をもち、江戸の粋を極める職人。

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