創業530年のお蕎麦の味は如何に

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地元のタクシー運転手さんもその評判を聞いているという、京都御所近くにあるおそばの老舗「本家尾張屋」へいってきました。なかなか駅からわかりづらいせいか、次々とタクシーがやってきました。注文したのは名物「利休そば」。大徳寺麩(生麩の油揚げ)にゆずと三つ葉がそえられ、シンプルながらもだしの味わい、おそばそのものの味わいを楽しむことができました。           

創業530年という歴史ある老舗ですが堅苦しさもなく、お手ごろ価格で楽しめるメニューもあります。

東京の下町にある江戸創業の老舗はせいぜい400年がいいところ。京都の老舗はやはりその歴史の長さは江戸とは比べ物になりません。600年、800年がゴロゴロありますから。おおまかにいえば、600年前は応仁の乱(1467年)の少し前、800年前だと鎌倉幕府(1192年)が始まって少したったくらいとなります 。この歴史の深さもまた、京都の魅力のひとつです。

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お西さん

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お東さんから歩いてみると結構な距離。ここは西本願寺のお堂です。いたるところに金の装飾が施され、重厚な豪華さに溢れていました。西本願寺には国宝、重要文化財と見どころが満載。“寺をじっくり見て回るとこのあたりで日が暮れる”、あるいは“彫刻の見事さに日の暮れるのを忘れる”ので日暮し門といわれる国宝の唐門も見事です。

平成6年にユネスコの世界遺産に登録されています。

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お東さん

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通称「お東さん」とよばれる東本願寺。浄土真宗「真宗大谷派」の本山であり、宗祖・親鸞聖人の御真影を、阿弥陀堂にはご本尊の阿弥陀如来が安置されています。画像にあるのは御影堂門。世界最大級の木造建築物として知られています。

本願寺付近には、参拝客にむけて昔ながらの宿や食堂がいまなお残っています。お東さん近くの「大弥食堂」を朝食の目当てとしていましたが、この日は残念ながらお休みでした。70年間守り続ける味わいと、昭和のノスタルジックな雰囲気や変わらぬお値段(メニューはすべて500円以下)が人気なんだそうです。

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