もの研展示会報告:「エコプロダクツ2010」展

12月9日(木)~11日(土)
ビッグサイト

「徳島県の間伐材の有効利用の取り組み」

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今回の展示会は、環境に配慮した製品・サ-ビス・環境への
取り組みを紹介する日本最大級の環境展示会です。
出展者は年々増えて、今回は745社と過去最大となりました。

今回のテ-マは「グリ-ン×クリ-ン革命!いのちをつなぐ力を世界へ」
★「グリ-ン」とは「豊かな地球環境とそれを支える社会」です。
★「クリ-ン」とは「環境問題を解決するテクノロジ-」です。
出展企業は日本の代表企業が中心で、
「私の会社はこのようにしてエコに取り組んでいます」という
事業・技術の紹介をしています。
主な企業は、トヨタ・日産・パナソニック・シャ-プ・
東芝・日立・東京ガス・NTTドコモ・大手の銀行や環境省などの団体です。

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一方、各地の地場産業の出展ブ-スがありました。
徳島県からは(財)とくしま産業振興機構が、
間伐材を有効利用した新企画の商品を並べていました。

徳島産の杉の間伐材を使った車進入禁止用の木製の柵「ハイラレ-ン」は、
上部の棒の中に太陽電池が埋めこんであり、
夜間は棒の脇のLEDの赤ランプが 点滅するという仕掛けとなっています。
この春に新発売の予定、価格は未定ですが、上代は約1万5千円位だそうです。

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この他、間伐材を薄くスライスして、加工して縫い合わせて
ファッションドレスにするという奇想天外な試作品も並んでいました。

間伐材といっても、発想と取り組み方で、
さまざまな商品化が出来るものなのだと、改めて教えられました。

                            主任研究員 荒木隆一

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「縄文おやき」が「ちい散歩」フェアに登場!

12月14日(火)~20日(月)
西武百貨店池袋本店

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人気番組「ちい散歩」のフェアが
開催されるということで、楽しみに出掛けました。

全体の約7割が食品で、帽子やバックなどの衣料雑貨品は3割。
食品は、番組に登場したさまざまの名物、卵焼き・饅頭・団子ほか、
各地の商店街の店先で売られている商品が並んでいました。

私が注目したのは信州名物「縄文おやき」。
「ちい散歩」シリ-ズで、長野善光寺周辺の散歩の時に、
地井さんが美味しそうに食べていましたが、
私も長野を訪れた時は必ず買っています。

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これは、信州、小川の庄で昔から作られている「おやき」で、
「おやき」の元祖にあたるそうです。
具は野沢菜や山菜を油炒めにして味噌や醤油で味付け。
小麦粉を練った皮に具を入れて焼きます。

昔は家族で囲炉裏を囲みながら、
こんがり焼けた「おやき」を食べていたようです。
程よい塩味と甘みが舌ざわりに心地良く、
まさにスロ-フ-ドの代表です。

それにしても、なぜ「縄文おやき」と呼ぶのでしょうか?
それは、小川村から発掘された縄文時代の遺跡から、
雑穀の粉を練って焼いた跡が発掘されたことから、
おやきの元祖でないかといわれたことにあるようです。

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さて、私は新商品の「ひじき」と「卯の花」を賞味しました。
「ひじき」と言えば海のもの。それが山のおやきに入るとは
実にユニ-クで、潮の風味が楽しめました。
「卯の花」はおから入りで、甘い上品な女性好みの味。
これも気に入りました。

今まで、おやきと言えば野沢菜しか知らなかったのに、
こんなに豊富な味が 楽しめるなんて、
実にやさしい故郷のおふくろさんが作った囲炉裏の味です。

★「小川村信州おやき冬の味」6種
(ひじき・そば皮野沢菜・卯の花・切干し大根・かぼちゃ・あずき・各3ヶ)
計18個 ¥2,980(税込)

                          主任研究員 荒木隆一

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もの研特派員報告:新年の歌舞伎座工事現場

撮影:平成23年1月12日(水)

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新年の歌舞伎座の工事はどんな様子か、
気になって見学に出掛けました。
昨年で解体工事は終了し、
年末に続き背の高いボ-リングマシンが並び、
裏側のビルがよく見えます。

ぐるりと工事現場の塀沿いに歩いていくと、
ヤヤヤッ…なんと塀の一部分が開いているではありませんか。

シメタ!

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夢中でシャッタ-を切りました。
大型のクレ-ン車が土石をさかんに持ち上げています。
さてこの春には、工事がどのように進むのか楽しみです。
                           

                     主任研究員 荒木隆一

Filed under: さよなら歌舞伎座 — nakahashi 11:21  Comments (0)