日本の味・旬の味。《11月・お魚編》

efbe8aefbe80efbe8aefbe80

 【ハタハタ】と読みます。11月から12月に旬を迎えます。産地では秋田が有名で、県の魚として指定されています。魚へんに神と書くのは、冬の日本海は雷(神鳴り)が多く、この時期の沿岸に多く集まることによるようです。一見、難読漢字のようですが、いわれを知ると納得できますね。

焼いて食べる以外に秋田では、長時間熟成させ、野菜と一緒に漬け込んだ「はたはた寿司」が名物。また、魚醤としての「しょっつる」の原料でもあり、江戸時代より万能調味料として活躍してきました。

実はこのハタハタ、乱獲によって90年代初頭には絶滅の危機にありました。そこを乗り切ったのは、地元漁師たちによる3年間にわたる自主的な全面禁漁でした。これは漁師たちが自主的に規制をした世界で初めての、そして唯一のケースといわれています。
その後、地元の水産振興センターの研究者による生態解明と養殖技術の進展にあわせ、資源管理型漁業へと転換。こうして91年には70tだったのが2003年には3000tにまで回復したのです。郷土の味、食材としての「ハタハタ」はこうして地元の人によって守られたのでした。

Filed under: 食文化再発見の旅 — nakahashi 18:04  Comments (0)

餃子やさん

DVC00177.jpg

この大胆かつ単刀直入な看板。大阪王将新宿二丁目。誰が見ても餃子やさんとわかる。

Filed under: なんだかんだ — hojo 07:42  Comments (0)

岩首・棚田 大石さん家のコシヒカリ

e38381e383a9e382b74-5 

少子高齢化、過疎化にともなう佐渡島は産業、農業、経済の危機と厳しい状況にさらされています。とりわけ魚沼に並び称されるコシヒカリのように、盛んであった米作りでさえ近年は休耕田が増加、美しい棚田は危機に直面しています。NPO法人さどでは、昔ながらの棚田の米作りを守る大石さんのお米の限定販売を行います。棚田はトキのビオトープ作りにもその役目を果たす存在でもあり、お米を食べることで景観、環境、集落の維持につながります。その先には佐渡島の農業を支える、トキを守ることにもつながっていきます。毎日の食生活からできる未来づくりの活動に参加してみませんか。

市場には出回らない、限定販売のお米です。
お気軽にお問い合わせください。

(PDFはこちらから)

Filed under: ニュース — nakahashi 16:40  Comments (0)