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12月用にトップページ、各ページのタイトル画像を更新しました。

画像を提供いただいたのは、奥飛騨/福地温泉のお宿、山里のいおり 「草円」様です。
http://www.soene.com/
お宿は、江戸晩期に建てられた飛騨の豪壮実直な古民家を移築再生したそうです。
古民家ならではの囲炉裏、梁、土間を眺める楽しみでだけでなく、囲炉裏を囲んで
のお食事、薪を用いて釜戸で炊くご飯、湧き水で冷している水舟の自動販売機…
100年前の奥飛騨の暮らしを体験して欲しいという思いが伝わってきます。

囲炉裏はもはや古民家でしか見られなくなりました。日本家屋にとっての囲炉裏の
役目はとても重要なもので、暖房や調理に限らず、照明、乾燥(火棚を組み、衣類・
食料・生木などの乾燥に用いた)、火種、家屋の耐久性向上、家族のコミュニケー
ションの場でもありました。座る場所もそれぞれ決まりがあり、家族内の序列秩序
の再確認の場にもなったのです。

地方によって囲炉裏の形態は異なり、呼び名も炉、地炉、ヒジロ、ユル、ユルイ、シタジロ、スブト、ジリュ、とさまざま。ひとくちに囲炉裏といっても、奥が深いようです。

Filed under: ニュース — nakahashi 17:17  Comments (0)

岩首・棚田 大石さん家のコシヒカリ

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少子高齢化、過疎化にともなう佐渡島は産業、農業、経済の危機と厳しい状況にさらされています。とりわけ魚沼に並び称されるコシヒカリのように、盛んであった米作りでさえ近年は休耕田が増加、美しい棚田は危機に直面しています。NPO法人さどでは、昔ながらの棚田の米作りを守る大石さんのお米の限定販売を行います。棚田はトキのビオトープ作りにもその役目を果たす存在でもあり、お米を食べることで景観、環境、集落の維持につながります。その先には佐渡島の農業を支える、トキを守ることにもつながっていきます。毎日の食生活からできる未来づくりの活動に参加してみませんか。

市場には出回らない、限定販売のお米です。
お気軽にお問い合わせください。

(PDFはこちらから)

Filed under: ニュース — nakahashi 16:40  Comments (0)

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11月用にトップページ、各ページのタイトル画像を更新しました。
95年に世界文化遺産に登録された白川郷の紅葉の様子です。

屋根の両端が本を開いて立てたような三角形が特徴の白川郷の合掌造り。これは積雪が多く、雪質の重い白川の自然条件に合わせたもの。また、風向きを考慮して南北に面してたてられているのも特徴。風の抵抗を最小限にしつつ、屋根にあたる日照量が調節され、夏は涼しく冬はあたたかなのです。

建物内部もさまざまな特徴がありますが、代表的なのは屋根裏。かつて盛んだった養蚕業のための蚕の飼育場にもなっていました。
こうしてみると、いかに人の知恵が詰まった合理的な建築物であるかがうかがえます。

Filed under: ニュース — nakahashi 19:51  Comments (0)