もの研特派員報告:豊田スタジアムまんじゅう
以前「トヨタ自動車」最中を報告した事がありましたが、
最近、愛知県豊田の親戚より「豊田ふるさと名産詰め合わせ」が送られてきました。
中を開けると、地元のお菓子がいろいろ。その中から「豊田スタジアムまんじゅう」が出てきました。
まさか、あの豊田スタジアムのまんじゅうがあるとは知りませんでした。
豊田スタジアムといえば、豊田市が市制50周年記念事業として作ったスタジアムで、
黒川紀章の設計で話題になりました。
地元のトヨタ自動車ヴェリブリッツ(ラグビ-トップリ-グ)のホ-ムスタジアムで、
Jリ-グでは、名古屋グランパスエイトの準ホ-ムでもあります。
足助の和菓子の老舗(株)風外虎餅さんの製造。外箱は豊田スタジアムのきれいなイラスト入りです。
まんじゅうは、豊田スタジアムの外観の形で、カステラ生地の中に甘いこしあんが、たっぷり詰めてあり、
程よい甘みで上品な味。もう一つ食べたくなる…広島の紅葉まんじゅうを思いだしました。
豊田に行かないと手に入らない、ご当地お菓子の逸品です。このまんじゅうも、街の話題作りに
一役買っていると関心しました。
●5個入り 500円
入道雲一度豊田のスタジアムへ 荒木春雪子
主任研究員 荒木隆一
もの研特派員報告:木製の手作り電気自動車
皆さんは、木で作った自動車を見た事がありますか?
私は、昔、英国で路上にあった木製自動車を見た記憶があります。ワ-ゲンのような黒い車で、
かなり使い込み、塗装がはげていたので木製とわかり、とても感動した事があります。
「次世代自動車産業展2011」が6月15日(水)~17日(金)東京ビッグサイトにおいて開催されましたが、
まさか、ここで木製自動車に出逢うとは、思ってもいませんでした。
「日本EVクラブ」主催のブ-スで、「ジャメ・コンタント・オマ-ジュ=組み立て教室へのお誘い」
という名前で出展していました。 「木製のEVカ-を手作りで組み立てよう」という教室の案内のようです。
1899年、ベルギ-のカミ-ユ・ジェナッツィという人が、自ら制作したEV車で、史上始めて
時速105,9キロの記録を作りました。
今日、地球温暖化と、石油資源の枯渇問題を解決するべく、EVカ-は今こそ蘇るべきだと思い、
制作したのがジャメ・コンタント号で、オマ-ジュとは、敬意を表す作品という意味です。
皆さんも、木製のEVカ―を組み立ててみませんか。フレ-ムを組み、サスペンションを組み立てて、
モ―タ―・バッテリ―・ブレ―キを取り付け、ハンドルをくみ上げます。
この組み立て教室を、8月末に長野県の八ヶ岳自然文化園でも行うそうです。
見学すると、木製の車体を機器の台車に乗せて、車を取り付ける、とわかりやすそうです。
ここまでセットが組まれていれば、模型の組み立てと同様、車いじりの好きな方なら可能かもしれない。
車の制作など、大手メ-カ-でないと無理と思っていたのに、EVカ-の啓蒙運動として、
又、地球資源の問題解決の市民運動として、大変有意義な事だと感心しました。
主任研究員 荒木隆一