セミの顔
2009 年 8 月 18 日
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大宮の氷川神社の立派な鳥居です。
一口に鳥居といってもその形は10種類もあり、所変われば材質も変わるようです。たとえば京都府八幡市にある飛行神社はジェラルミン製、佐賀県有田町にある陶山神社は陶器製ととてもユニーク。
また神社で悪さをするとバチが当たるという日本人ならではの心理を利用し、鳥居になぞらえた絵を壁に描いたり、小さな鳥居をつくっておいておくことで、不法投棄や立ち小便の防止策としている地域もあるようです。
実際に不法投棄が激減したという例も多く(埼玉県さいたま市、北海道苫小牧市、富山県滑川市など)、やはり日本人にとって鳥居の存在感は大きいようです。
こちらはさいたま市にある氷川神社の参道。かの太宰治は代表作『人間失格』をこの参道に面した仕事場で書き上げたそうです。
樹齢百年を越えるといわれる大木たちの下はオアシスのように涼しく、しばし夏の暑さを忘れさせてくれました。
鎮守の森はある調査によると、一般の森の約3倍強の二酸化炭素を吸収するんだそうです。都市部を中心に年々面積が減っている鎮守の森についても考えなければなりません。