村上で人気の和牛専門店の江戸庄さんに行った。一番人気メニューの村上牛のステーキ重。タレはサッパリしているが柔らかい肉から出る肉汁が実にジューシー。2500円。店主の室橋さんから聞きましたが、吉永小百合さんも収録後にこのお店に来て、村上牛のシャブシャブを召し上がったそうです。気をつかって貸し切りにしましょうかと伝えたら、普段通りにお客様をと言われ、その気配りに脱帽したそうです。ちなみにワインを飲みたいとスタッフから言われ、何をお奨めしたらいいか悩んだそうで、村上のワインに詳しい方に相談して、何種類かご提案した所、以前にこのblogでご紹介した新潟市にあるフェルミエさんというワイナリーのものになったそうです。店主の室橋さんが帰りがけに「吉永小百合さんはオーラがありました」でした。
新潟は村上にいきました。村上は昨年、JR東日本のデスティネーションキャンペーンで鮭の町として人気となりました。吉永小百合がポスターで佇んでいた塩引き屋さん。中に入ると大型の鮭が吊してありました。
2月8日～10日：東京ビッグサイト
この展示会は、食品やス－パ－マ－ケットを中心とする流通業界に、
最新の情報を発信するプロ向けの専門展です。
東館4・5・6は100％食品業者の展示、東館1・2・3ではス－パ－の最新ポスレジや、
カウンタ－廻りの陳列棚・機器・用具、最新の売り上げ管理ソフト等が豊富に展示されていました。
さて、この膨大な食品業者の中で印象に残った会社がありました。
静岡夢街道のブロックの中程に出展していた企業です。
モズクの入った味噌汁をすすめられ、一口味わうと、温かい味噌汁の中に
シャキッとした歯ざわりのモズクがとてもおいしいのです。
看板には「西光エンジニアリング株式会社」とありました。
陳列台にはモズクが並んでいます。もともと、工業機械技術の会社であったのが、
新規事業として「沖友」をつくり、食品事業に乗り出したとのこと。
展示されていた食品は、宮古島モズクを用いた半生タイプの商品で、
宮古島漁港で養殖されたモズクを、自社にて洗浄・選別・乾燥させて、
その販売まで協力連携事業を始めたということです。
塩蔵しない生の宮古島モズクの新商品は「グリ－ンモズク」と「半生モズク」。
「グリ－ンモズク」はサラダ感覚で、「半生モズク」は天ぷらに揚げて
食べるとおいしいのだそう。
なぜ、宮古島モズクが良いのかを聞けば、「他の地域のモズクよりも太めでシャキッとして歯ざわりが良い上に、栄養的にもフコイダンが豊富に含まれている」のだそうです。
「フコイダン」は、モズクやワカメ等の海藻類のぬめりに含まれている成分。
その効果は、抗腫瘍作用＝抗ガン作用・コレステロ－ル低下・肝機能向上・
抗ウイルス作用・抗アレルギ－作用・抗糖尿病作用と健康には良いことづくめです。
私は、自社の機械技術を巧みに活用して、健康に役立つ優れた食品の製造・加工から、更に販売にと乗り出していく同社の積極的な姿勢に深く感銘を受けました。
同社では、この他「緑の杜仲茶」も製造・加工・販売しています。
主任研究員 荒木隆一