日本を発掘「もの研」便り

撮影：平成22年7月1日(木)・6日(火)

「ついに正面塞がれる！」

その後、どれ位解体工事が進んだか気になります。
梅雨にも負けず撮影に出掛けました。

7月1日（木）＝大屋根の前をふさぐ工事中です。
これが見納めです。工事の人が足場に登り懸命に作業していました。

7月6日（火）＝ほぼ完全に前面は工事用の板でおおわれました。
かろうじて、青いネットを通して大屋根が見えていましたが、
それも時間の問題です。
「さようなら、歌舞伎座…」と、思わずつぶやきました。

ところで、読者の方からリクエストを頂いたこともあり、
上から覗き込むようにして撮影しようと向かい側のビルにの数箇所に
交渉してみましたが、いずれも厳しくお断りを喰らいました。

やはり、銀座は日本一高額のビルや会社ばかりなので、
防犯上の心配もあり、とてもガ－ドが固いことがわかりました。
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　                    主任研究員　荒木隆一

※過去の歌舞伎座の様子は、この下に表示される　さよなら歌舞伎座をクリックすると表示されます。