もの研特派員報告 第4回国際ガ-デンEXPO開催

第7回国際フラワ-EXPO
第4回国際ガ-デンEXPO
第2回国際エクステリアEXPO
10月14日(木)~17日(日):幕張メッセ

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この展示会は4年前の出展社数732社が、今年は1,100社と順調に規模が
拡大しています。その要因として、
①園芸業界の主要企業の出展の増加、
②新ゾ-ン設立により多彩な企業の出展が増加、
③海外からの出店の増加が挙げられます。

本業界ではアジア最大とあり、海外からはアメリカ・フランス・
ドイツ・イギリス・ロシア・オランダ・中国・韓国・東南アジア各国の
参加があり、国際色豊かな出展となりました。

各国各社、特長・セ-ルスポイントが明確で、
来年発売予定の新商品も展示され、大変意欲的な展示会でした。

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園芸資材・用品、家庭菜園、ガ-デン雑貨、
ガ-デニング・ファッション、環境緑化、道具作業用品の各ゾ-ンに
分かれ、ツ-ルジャパン(道具・作業用品展)の大型ブ-スでは、
新潟県から三条商工会議所の出展で、主に園芸金物(剪定鋏)を中心に
10社が出展。 対抗して、兵庫県の三木金物も大きく出展しており、
枝や幹を切るノコギリ関係を主体に出品していました。

なぜ、こんなに花やガ-デニングが盛り上がっているでしょうか。
「21世紀は植物の世紀」と言われています。
地球上の人口爆発に伴う食糧危機・地球温暖化による環境変化が
あやぶまれ、人類の存亡の大問題として、
植物の重要性が認識されるようになったこと。
そして精神的な癒しの効果としても見直されています。

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身近な原因としては、高齢化社会・団塊の世代が定年後、
何を生き甲斐にするか、TVで放映されていた番組では、
①健康・医療 ②料理  ③園芸・ガ-デニングと並び、
大きな比重を占めています。
いわば、庭仕事や貸し農園での野菜作りの楽しみです。

このような家庭菜園ブ-ム・農業ブ-ムをふまえて、
新たに園芸業界に参入しようと異業種企業による出展も大変増えていました。

既存業界にとっても大きな刺激となり、好ましいことだと思われます。

                     主任研究員 荒木隆一

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