岩首集落の棚田
2010 年 10 月 5 日
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今月のトップページは「唐津くんち」の曳山行列のワンシーン。
くんちとは九州北部の秋祭りの呼称で、
長崎くんち・唐津くんち・博多おくんちが
日本三大くんちに数えられます。
唐津くんちの最大の見どころは、巨大な14台の曳山が
唐津市内の旧城下町を練り歩く曳山行列。
目を見張るような豪華な曳山は、文政~明治時代に作られたもので
現代の制作費に換算すると1台あたり1億5000万円に上るそう。
曳山はそれぞれ「漆の一閑張り」という技法を用い、
200枚ほど重ねて貼った和紙の上から、漆を下地塗りとして7~8回、
中塗り、上塗りを重ね、その上に金箔や銀箔を施して仕上げられたものです。
唐津の子供たちは、曳山の順番を
「10人のインディアン」の曲の替え歌を用いて覚えるんだとか。
「赤獅子青獅子浦島太郎、義経鯛山鳳凰丸(この歌ではほうまる、と発音する)
飛龍、金獅子武田上杉頼光、珠取鯱七宝丸」
お祭りの期間中は延べ50万人の人出で賑わいます。
開催期間は11月2~4日の3日間。
※画像は(社)佐賀県観光連盟提供